エルメス

ここでは、 エルメス に関する情報を紹介しています。


 トップはエレミ、ビターオレンジ、イタリアンレモン。
 ミドルはインドネシアンペッパー、ピンクペッパー。
 ラストはアンバーグリス、オーク、シダー、ベチバー、バルサム、ティアーオブシャム。

 レモン、オレンジが爽やかに香りたった後、ペッパーなどのスパイス類が柑橘を引き締め、杉などのウッディ系統の香りが続きます。

 04年の4月発売。
 
 オー・デ・メルヴェイユとは、「不思議な水」、「素晴らしい水」という意味だそうです。

 フローラルを一切使用せず、通常はベースとして使われるオークやシダーをメインに使っていて、甘さを排除した、まるでメンズのような辛口のフレグランスです。
 それでいながら、どことなく女性らしさ、セクシーさが浮かび上がってくる不思議な香りになっています。

 カッチリとしたスーツ姿の洗練された女性を彷彿とさせながら、森の中にたたずんで森林浴をしているような安心感もある上質な香り。
 ビジネスシーンにも一人でのプライベートシーンにも使えそうです。

 同じエルメスのテール・ドゥ・エルメスと対になっている香りです。
 よく似ていますが、あちらが男性用でメルヴェイユが女性用なぶん、こちらが幾らか柔らかい印象です。
 

 
 
 

 


トップはネロリ、ローズ、コリアンダー。
ミドルはアイリス
ラストはバーボンバニラ、アンブレットシード。

貴重なため、主役として使われるのは珍しいアイリスのシングルノート。
爽やかなネロリや華やかなローズの後、パウダリーなアイリスの淡い甘さとかすかな苦味が立ち、それをバニラなどの甘さが引き立てます。

イリスとは、ギリシア神話での虹と伝令の女神の名前です。
彼女の名前からアイリスと呼ばれる花の香りを主役にしたフレグランスです。
アイリスとは日本でいうあやめのこと。

品のいい、大人に似合うしっとりとした佇まいの香り。和服に合いそうです。ストレートの黒髪の美女を思わせます。

鮮やかなボトルの青紫色はあやめの花の色。香りのイメージにピッタリです。
エルメスらしいシンプルで美しい上品さを感じさせます。


香調はフルーティ・グリーン・ウッディ。

トップはグレープフルーツ、グリーンマンゴー、ロータスフラワー(蓮の花)。
ミドルはイグサ、シカモアウッド、カラムス(柑橘の香りのハーブ)。
ラストはインセンス(お香)、シクラメンウッド。

2003年の限定品だった「地中海の庭」に続く庭シリーズの2005年限定品。
ほんのり苦味がある中にグリーンマンゴーのかすかな甘さが加わり、涼しげな睡蓮の香りがナイルのほとりを散策しているような異国情緒のある気持ちにしてくれます。
それでいて、どこか懐かしい香り。

男女共用で使えるユニセックスです。

エルメスらしく、単なる爽やか系の柑橘フレグランスとは確実に一線を画す、奥行きのある大人の香りに仕上がっています。

この手の香りは夏限定のような気がしてしまいますが、意外と真冬以外はいつの季節でも使えそうな幅の広い香りです。
オフィスでも知的な雰囲気を演出してくれそうでありながら、休日のリラックスタイムにもバカンス中のような解放感を与えてくれそう。
食事中も邪魔にならなそうです。

前作の「地中海の庭」よりは、こちらのほうが万人受けしそうです。

調香は前作の「地中海の庭」と同じくジャン=クロード・エレナ。

透き通った川の水を連想させるボトルも前作同様とてもキレイです。


香調はウッディ・グリーン・フローラル。

トップはフィグ(イチジク)、乳香
ミドルはレッドシダー、ベルガモット、オレンジブロッサム。
ラストはホワイトフローラル、セイヨウキョウチクトウ。

イチジクの柔らかい甘さと、独特の苦味と青臭さのあるトップから、ミドルでは爽やかな柑橘にスパイシーさを感じる香りに変わります。

男女共用で使えるユニセックスです。

トップに使われている乳香は、フランキンセンスとも呼ばれ、樹木から取れる乳白色の樹脂です。聖書の中にも記述がある、古代から使われていた香料です。

03年の限定品。

「ナイルの」と同じく、ジャン・クロード・エレナ氏の調香。

地中海をイメージしたボトルも非常に美しい。