
香調はフレッシュ・フローラル・フルーティ。
トップはナシ、マンダリン、ブラックカラント 。
ミドルはチェリーブロッサム(桜)、マグノリア(木蓮)、ワインヤードピーチ。
ラストはクリスタリンムスク、アンバー、シダーウッド。
イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)の頭文字「YSL」をとって「Young Sexy Lovely」。
アジア限定で06年に発売されています。
単純なネーミングですが、そのネーミングのとおりの香りです。
同じサンローランのベビードールほどは甘くなく、インラブアゲインをもう少し使いやすくしたような香りと言ったらいいでしょうか。
アジア限定なのは、やはり甘いフルーティな最近あまりに日本でよく出回っている系統の香りで、高級さや深みには欠けるからでしょうか。アジアでは人気が出てもヨーロッパ市場では支持されなさそうです。
ただ、とても分かりやすい明快なコンセプトの通りの香りで、ヒネリなどがなく香りも飛びやすいため、とてもつけやすい香りではあります。持っていると意外と日常に使う頻度が高そうです。無難で万人受けする香りだといえるでしょう。素直にいい香りと思えるフレグランスです。
トップのフルーティさも、桃と梨の香りが、「はじけるような」という甘さとは違って穏やかです。

香調はフルーティ・フローラル・シプレー。
トップはネクタリン、ミント、アニス。
ミドルはブルーローズ、オットーローズ、ライチ。
ラストはパチョリ、オークモス、ベチバー。
93年発売。
YVRESSEは「ほろ酔い」という意味のフランス語「ivresse」の「i」をYSLらしく「y」に変えた名だそう。
もともとは「シャンパーニュ」という香りで販売されていましたが、商標上の問題で裁判になり、結局このイヴレスという名前に落ち着いたといういわくつき。ネーミングを変えた際、香り自体も少しリニューアルされたそうです。
当初のシャンパーニュ、そして今のイヴレスという名前の通り、芳純でふくよかな熟成した香りです。大人の女性の夜の華やかな装いにピッタリの香り。
ネクタリンやミントなどの爽やかなトップから、ローズとライチのゴージャスなミドル、そして、ラストにはしっかりとした落ち着きを感じさせるベチバーやモス、パチョリ。
ミドルからラストは多少パウダリーになりますが、ライチなどのフルーティさでいかにもお化粧の匂いという感じにはなりません。
カルバンクラインのエタニティやランコムのトレゾアを手がけた、ソフィア・グロスマンが調香を担当。
シャンパンの樽を思わせる高級感のあるボトルも素敵です。
今でも名香ですが、当初のシャンパーニュの香りのファンの方にはリニューアル後の香りは少し物足りないという意見もあるようです。

トップはアルデハイド、ベルガモット、リーフィーグリーン、ピーチ。
ミドルはゼラニウム、ジャスミン、リリー・オブ・ザ・ヴァレイ、オリス、ローズ、イランイラン。
ラストはアンバー、モス、ムスク、サンダルウッド、トンカビーンズ、ベチバー。
アルデハイドがきいたフルーティなトップからジャスミン、ローズ、ユリ、イラニランなどの豪奢なフローラルのミドル、そしてトンカビーンやサンダルウッド、アンバーなどの甘い落ち着いたラストへ続きます。
71年発売のロングセラー。
サンローランのトム・フォードによるプレタポルテラインのリヴ・ゴーシュの名前から名づけられました。
水色・黒・白のストライプという爽やかな外見ですが、それに反して香りはナイトシーンでのお出かけ向きのグラマラスな甘い香りです。

